「大饗の儀」でアユを献上することを報告する小中組合長(中央)ら=南丹市園部町・市役所

「大饗の儀」でアユを献上することを報告する小中組合長(中央)ら=南丹市園部町・市役所

 京都府南丹市美山町の美山漁業協同組合が、11月に行われる皇位継承の重要祭祀(さいし)「大嘗祭(だいじょうさい)」の関連儀式「大饗(だいきょう)の儀」で、由良川上流の美山川のアユを献上することになり、関係者がこのほど、西村良平市長に報告した。


 同漁協によると、7月に宮内庁から府内水面漁業協同組合連合会に打診があり、同漁協と上桂川漁協が50匹ずつ献上することになったという。8月に捕獲し、冷凍保存するなどして準備を進めてきた。京都市内の加工業者に送り、干物にする。
 大饗の儀は新天皇が参列者と酒食を共にする場で、美山川のアユはその場で披露されるという。美山漁協の小中昭組合長(67)は「大変名誉なこと。後世のために、今後も地域でしっかり川を守っていきたい」と話した。
 9月に高知市で行われた全国63河川で採れたアユの塩焼きを食べ比べして品評する「清流めぐり利き鮎会」で、美山川のアユが5度目の準グランプリを受賞したことも併せて報告した。