美しく飾られたひな人形を眺める家族連れ(京都府亀岡市柳町・柳町会議所)

美しく飾られたひな人形を眺める家族連れ(京都府亀岡市柳町・柳町会議所)

 京都府亀岡市内の旧城下町エリアにある町家や店舗で歴史あるひな人形を飾る「亀山城下ひなまつり」が2日、始まった。家族代々、受け継がれてきたみやびな姿に、訪れた人たちが見入っている。

 市や市観光協会でつくる実行委員会が主催し、12回目。今年は柳町や北町の計38カ所で催された。

 柳町の柳町会議所では、地元住民が所有する江戸-昭和期の12組のひな人形が並んだ。京都市の老舗店「丸平大木人形店」が製作した貴重な人形や、宮中の生活を再現した御殿飾りなどがあり、親子連れが時代ごとに異なる顔の表情や装束を楽しんでいた。

 地元の瀧川文子さん(66)は「今は、ひな飾りを出さない家も多くなった。多彩な姿を見てほしい」と話していた。

 10日まで。3、9、10日は、子ども向けの着付け体験も行われる。