七谷川右岸に新しく植わったソメイヨシノ(京都府亀岡市千歳町)

七谷川右岸に新しく植わったソメイヨシノ(京都府亀岡市千歳町)

 桜の名所として知られる京都府亀岡市千歳町の七谷川右岸約350メートルに、ソメイヨシノ54本が新しく植わった。左岸の遊歩道と合わせ、川の両岸に桜が咲き乱れる景観が期待される。

 市が約30年前に整備した遊歩道「和らぎの道」には、約1500本のサクラが植栽され、満開の時季には多くの観光客や写真愛好家たちが訪れる。ただ、府道郷ノ口余部線東側の右岸堤防の一部は雑木林で、景観を損ねていた。市が土地所有者と協議の上、昨年8月に環境整備に着手した。

 木の伐採や盛り土による工事を終えた右岸はすっきりとした空間に変わり、高さ3・5メートルほどのまだ若いソメイヨシノを植えた。将来的には両岸で桜並木が形成され、多くの人を呼び込む狙いだ。

 事業費は約3千万円。亀岡に工場がある小城製薬の「企業版ふるさと納税」や、市の緑化事業を使い道としたふるさと納税寄付金を充てた。