OMO5京都三条のロビーイメージ図

OMO5京都三条のロビーイメージ図

星野リゾートが4月に開業するOMO3京都東寺のエントランス(京都市南区)

星野リゾートが4月に開業するOMO3京都東寺のエントランス(京都市南区)

 星野リゾート(長野県軽井沢町)は16日、京都市内で新たにホテル3施設を開業すると発表した。新型コロナウイルスの影響で短期間で営業を停止した既存ホテルを再活用し、低価格帯の都市観光型ホテルブランドに生まれ変わらせる。市内中心部に進出し、コロナ収束後の観光需要の取り込みを狙う。

 4月15日に先行して「OMO3京都東寺」(南区)と「OMO5京都三条」(中京区)の2施設を開業する。ともに客室は約120室で、エントランスのデザインなどに東寺や高瀬川といった施設周辺の観光地を取り入れた。今秋には東山区の祇園エリアで「OMO5京都祇園」をオープンする。

 南区の施設は、新型コロナの影響で昨年4月に民事再生法を適用したWBFホテル&リゾーツ(大阪市)が運営していたホテル。中京区の施設も1年足らずで閉業した「アリエッタホテル京都」を改装した。

 星野リゾートは2009年に京都・嵐山の老舗旅館を再生した高級旅館「星のや京都」(西京区)を開業し、京都に初進出した。今年4月以降に3施設を立て続けに開業することで、市内の主要観光地に近いエリアをほぼ押さえることになる。

 同日のオンライン発表会で星野佳路代表は「既存施設を利用するのは制約が多いが、コンセプトが絞りやすい。地域の魅力を発信していきたい」と意気込んだ。