「きものステーション・京都」の完成予想図[LF]

「きものステーション・京都」の完成予想図[LF]

 京都織物卸商業組合は3月16日にグランドオープンする京都経済センター(京都市下京区)に、和装文化の情報発信拠点「きものステーション・京都」を開設する。消費者が着物の購入や相談、伝統文化体験ができる施設で、日本全国から着物が集まる一大集散地の京都から最先端の和装を発信する。

 センター1階の西側、室町通に面したガラス張りの約100平方メートル。赤や白の壁紙を用い、和モダンをテーマにした内装を施した。旧京都産業会館にあった同名の施設と比べ、3倍の広さになる。

 販売PRスペース(約20平方メートル)では、約100社ある加盟商社が月替わりで着物や帯、小物を消費者に販売する。6畳弱のワークショップスペースがあり、茶道や華道、和裁、型染め、帯締め作りなど、着物にまつわる伝統文化の体験教室を企画。専門の職人による染み抜きなど手入れの相談会も定期的に開く。京都織商職員や元「京都・ミスきもの」ら着物好きの女性が接客し、和装に興味がある人や初心者が入りやすい施設にする。

 約4メートルのショーウインドーでは、季節や行事に合わせた和装の提案や、時代衣装、有名人が着用した着物などを紹介する。

 京都織商の高田啓史副理事長は「着物をはじめ、京都の文化に身近に触れてもらい、消費者の声をものづくりや流通に反映させたい」と意気込んでいる。営業時間は午前11時~午後7時。