琵琶湖をかたどったステンレス製のライス型と、開発した大田さん(滋賀県野洲市内)

琵琶湖をかたどったステンレス製のライス型と、開発した大田さん(滋賀県野洲市内)

 食を通じて滋賀県・湖国をPRしようと、調理師の大田晶子さん(60)=滋賀県野洲市=が、琵琶湖をかたどったライス型を商品化した。子どもでも簡単に型抜きできてカレーライスなどに使えるといい、「琵琶湖の話題や食卓での笑顔が広がれば」と期待する。

 大田さんは県外を訪れた際に、滋賀の認知度が低いことを実感。自身も幼少期から身近なはずの琵琶湖の形すら描けず「形として記憶に残るものを」と調理器具の開発を思い立った。

 琵琶湖の形の特徴を捉えたライス型は17・5センチ。茶わん2杯分ほどのご飯が入るという。幕の内弁当用の小さい型や、パンケーキやゼリーに使える湖岸線をより忠実に再現した型も用意した。

 いずれもステンレス製で、大阪の製作所に製造を依頼。人気の琵琶湖の自転車観光と連携しようと「ビワイチ」と命名した。ライスを湖、カレールーを陸地に見立てた「ビワイチカレー」を発信していきたいという。

 既に県内のホテルやレストランがこの型を使った新メニューを開発し、販売している例もある。大田さんは「多くの飲食店の料理に使って話題にしてもらい、地域貢献できれば」と話す。