春の彼岸入りに合わせて参拝し、墓前で故人をしのぶ人たち(17日午前9時49分、京都市東山区・大谷本廟)*画像の一部を加工しています

春の彼岸入りに合わせて参拝し、墓前で故人をしのぶ人たち(17日午前9時49分、京都市東山区・大谷本廟)*画像の一部を加工しています

 春の彼岸入りの17日、京都や滋賀の墓地には朝から多くの墓参りの人が訪れた。澄んだ青空の下、花や念珠を手にした人たちは墓をきれいにした後、線香を手向けて手を合わせ、故人や先祖に思いを寄せた。

 東山の勾配に沿って約1万3千基の墓がある東山区の大谷本廟(ほんびょう)(西大谷)では午前9時から最初の法要が始まり、境内に響く読経の声が彼岸入りを告げた。

 17日朝の京都市内の最低気温は9・2度と4月中旬並みの暖かさだった。境内には花を浮かべた噴水や仏教語の「和顔愛語(わげんあいご)」をかたどった花文字も調えられ、参拝者は春本番の風情を感じつつ墓地に向かっていた。23日までの期間中、本廟では約6万人の参拝者を見込む。