コロナ禍での劇場文化復活を願って昨年11月に会見した海老蔵さん(左)と勸玄君=大阪市内

コロナ禍での劇場文化復活を願って昨年11月に会見した海老蔵さん(左)と勸玄君=大阪市内

 歌舞伎俳優の市川海老蔵さん(43)と長男の堀越勸玄(かんげん)君(7)が出演し、京都では親子初共演となる公演「海老蔵歌舞伎」が6月、南座(京都市東山区)で開かれることが決まった。勸玄君は「初めて京都で舞台に立てるのが楽しみです」としている。

 演目は古典の「実盛(さねもり)物語」と、新作舞踊「KABUKU」の2本立て。

 「実盛物語」は近江を舞台にしており、琵琶湖が背景に広がる中、知性と情のある平家方の武将・斎藤実盛を海老蔵さんが演じる。勸玄君は子役の太郎吉を演じる。

 海老蔵さんは34年前、9歳の時に父(故十二代目團十郎さん)と「実盛物語」で共演した思い出を振り返り、今公演について「成田屋としては34年ぶりとなる『実盛物語』での親子共演。倅(せがれ)と演じられることをうれしく思っております」、勸玄君は「父としっかり稽古して頑張ります。(劇中で)馬に乗れるのも楽しみです」とコメントを寄せた。

 新作舞踊「KABUKU」は、海老蔵さんがSNS(会員制交流サイト)「Clubhouse」を通して企画を練った作品を初演するという。公演は6月4~13日。