京都府と協定を締結したマツシマホールディングスの松島副社長(右)と柳本選手=京都市上京区・府庁

京都府と協定を締結したマツシマホールディングスの松島副社長(右)と柳本選手=京都市上京区・府庁

 京都府と自動車販売のマツシマホールディングス(京都市右京区)は17日、「共生社会推進連携協定」を締結した。第1弾の取り組みで、車いすバスケットボールの柳本あまね選手(22)=同志社女子大=に福祉車両として施工したメルセデスベンツを贈呈した。

 協定は、障害の有無にかかわらず、暮らしやすい共生社会を進める目的。同社は今後、府内で開かれるパラ・パワーリフティングの大会や全国車いす駅伝競争大会で運営に必要な車両を提供する。

 同社は、4月から輸入車を含む自動車を福祉車両にカスタマイズする事業を始める。府庁(上京区)で開かれた締結式で、松島一晃副社長は「全ての人が全ての車を選べる社会にしたい」と話した。

 贈呈した車両は手動で操作でき、車いすでも乗降しやすいよう改造した。東京パラ五輪の日本代表候補に選ばれている柳本選手は「自家用車は選手生活に不可欠。車で遠方の練習場所に参加し、目指す選手像に近づけるよう力を入れていきたい」と意気込んだ。