保津浜ハーブガーデンを整備する住民や学生たち(京都府亀岡市)

保津浜ハーブガーデンを整備する住民や学生たち(京都府亀岡市)

 京都府亀岡市保津町で地域振興に取り組む「保津川こなこな研究所」が、同町に「保津浜ハーブガーデン」を整備した。学生や地域住民らとともにハーブを育て、ハーブティーのワークショップなどに活用していく。

 保津町ではハーブの一種でもあるタデアイを「京保藍」のブランドで育てており、ガーデンは藍畑の近くの休耕田を活用した。同研究所は藍を茶などに加工しているが、ハーブと合わせることで飲みやすくなるといい、ハーブの収穫・加工体験などを組み合わせ提供できるよう、ハーブガーデンを新設した。

 16日には京都先端科学大食農学科の学生や近隣住民らが休耕田に集い、幅2メートル、長さ7メートルの大きさで畝を立てた。ハーブ専門店「グリーンスポットデン」(高島市)の鵜野陽さん(37)の指導を受けながら、ローズマリーやレモンバームなど4種類のハーブの苗を丁寧に植えた。

 鵜野さんによると、ハーブは食用だけでなく虫よけや美容など利用方法は幅広く、近年はホテルがハーブガーデンを整備し、客が収穫したハーブを料理して提供するなど、体験型観光の一つとしても注目されているという。

 保津浜ハーブガーデンは体験講座などを開けるレンタルスペース「保津浜TERRACE」に隣接し、イベント利用もしやすいといい、同研究所の中野恵二代表(61)は「まずはハーブをしっかり育て、将来的には栽培面積を広げることも考えたい」としている。