着ている服に火がついたら、止まって、倒れて、転がって-。米国で広く知られている火災から身を守る方法を、一般社団法人「RISK WATCH(リスクウオッチ)」(横浜市)が日本の子どもたちに伝える活動をしている。

 「Stop,Drop and Roll(ストップ、ドロップアンドロール)」。驚いて動き回ると火が大きくなるため、地面に倒れて酸素を遮断し、燃え広がる火を左右に転がって消す。

 同法人の奥田悦子さん(43)は「子どものうちから何度も練習することで、いざという時に何も考えなくても体が動く」とする。

 火事からの脱出方法も教える。手の甲でドアを触り、熱くなければ外へ。手のひらは、やけどすると避難に影響するので使わない。

 ドアが熱いと火が迫っている証拠。窓から布を振って助けを呼ぶ。窓がない場合は物で床をたたくなど規則正しい音を立てる。「声は近くに助けが来るまで取っておく。どこの国の消防士も規則正しい音がする所に向かいます」