「鴨川をどり」オンライン版の稽古に励む舞妓たち(京都市中京区・先斗町歌舞練場)

「鴨川をどり」オンライン版の稽古に励む舞妓たち(京都市中京区・先斗町歌舞練場)

 京都五花街の一つ、先斗町歌舞会(京都市中京区)が準備を進めている舞踊公演「鴨川をどり」のオンライン版について、5月21日から配信すると発表した。当初は2月にも行う予定だったが、新型コロナウイルスの感染再拡大で準備が遅れていた。

 コロナ禍で中止になった昨春の鴨川をどりに代わる伎芸披露の場として、新作舞台を映像作品としてネット配信する企画。作品は近年の公演で人気だった場面や、座敷舞の名曲など、計7演目で構成、芸舞妓38人が出演する。

 配信は1カ月間の予定で、制作費のクラウドファンディング(CF)の協力者優先でスタートし、一般向けにも期間を限定した観覧チケットを販売する。

 12月中旬以降、中断されていた稽古は今月5日に再開。4月中旬に先斗町歌舞練場で行う収録に向け、芸を磨いている。舞妓の秀好さん(20)は「目標の舞台なので楽しみ。オンラインなら遠方に住んでいる家族にも見てもらえる」と話している。