滋賀県警は県内の2018年の犯罪情勢をまとめた。刑法犯認知件数は7967件(前年比770件減)で、59年ぶりに8千件を割り込んだ。5年連続の減少で、過去最悪だった02年(約3万2千件)の4分の1以下となった。県警は「防犯カメラの増加や、駅や商業施設での呼びかけなどで、県民の防犯意識が向上している」としている。

 犯罪種別では、特殊詐欺被害が107件(前年比54件減)で、被害額も2億7599万円とほぼ半減した。被害者は65歳以上の高齢者が54件と半数を占めたが、50~64歳の被害が増えているという。県警には18年に6269件(同2181件増)の相談が寄せられ、ほとんどは架空請求はがきに関するものだった。

 県警は「手口の周知が進み、だまされる前に気付くケースが増えている。今後も少しでも怪しいと思ったら迷わず相談してほしい」と呼びかけている。

 凶悪犯は44件で、前年から10件増加した。殺人は12件(同1件減)、強盗は13件(同7件増)、性的暴行は12件(同2件増)だった。

 窃盗犯では、自転車盗が1664件(同15件減)、空き巣が119件(同112件減)でそれぞれ減少したが、自動車盗は81件(同20件増)だった。いずれも被害の半数近くは無施錠だったという。