どうしようもない悲しみや怒り、喪失感といった「負の感情」に襲われた時、人は何を頼りにしたらよいのだろう。宗教学者の鎌田東二さんは新著「『負の感情』とのつき合い方」で、そんな時こそ宗教や芸能の知恵が生きると説く。「キリスト教や仏教、神道、伝統芸能の核心は、負の感情からのケアにある」からだ。