道の駅的施設の整備が検討されている竹林(長岡京市井ノ内)

道の駅的施設の整備が検討されている竹林(長岡京市井ノ内)

 京都府長岡京市は、官民連携で整備を計画している「道の駅的施設」について、候補地を同市井ノ内の竹林とした上で、民間事業者に整備や運営に関するアイデアや参入の意向などを聞き取る「サウンディング型市場調査」を始める。農業振興や観光消費拡大などを目的とした大型施設の実現性の検討に本格的に乗り出す。

 同施設を巡って、市の基本構想や市内の農業者で構成する部会が、地元などの農産物の販売所を軸にレストランなどを設置する施設を候補として掲げている。市は、候補地を北および西側が府道に面した竹林約8500平方メートルに絞り込み、「整備・運営は可能な限り民間で行うことが望ましい」として、事業者の意見を募ることにした。施設の開設は2023年度内をめどにしている。

 年内に行うサウンディング型市場調査では、参加が想定される不動産や建設関連などの事業者から▽候補地の評価▽PFI方式など民間と市の事業の分担の在り方▽農産物販売所やその他の施設の候補▽事業参入への意欲や条件―を市役所で聞き取る。現地説明会も11月11日に実施する。

 1月の市長選では、現職の対立候補から多額の建設費が必要だとして批判があったが、市商工観光課は「民設民営がベースで、市単独による整備は考えていない。民間のアイデアと資金を生かして、魅力ある設備にしたい」としている。