専用の道具「ホリ」を用いて、地中から掘り出されるタケノコ(京都府長岡京市)

専用の道具「ホリ」を用いて、地中から掘り出されるタケノコ(京都府長岡京市)

 京都府長岡京市の観光竹林で、今シーズンのタケノコの試し掘りが行われ、春の日差しの中、タケノコを掘り上げながら生育の具合を確かめた。市観光協会が民有地を借り受け管理している2区画計約1500平方メートルで、同協会の男性約10人が竹林に集まった。21日が雨の予報となり、1日早めて20日に行われた。

 乙訓産タケノコは、地中に埋まった状態で掘り出すため色が白っぽく「白子」と呼ばれる。竹林では、長さ約1メートルの鉄刃の先端が二股になった「ホリ」と呼ばれる専用具を用いて作業した。

 メンバーは地面がわずかに盛り上がった場所を狙い、薄黄色の先端部が頭を出すと「おった」と、今シーズンの白子との出会いを口々に喜んだ。メンバーでタケノコ掘り70年以上という湯川正雄さん(86)=浄土谷=は、慣れた手つきで次々と掘り上げていた。観光協会によると、採れ具合は例年並みという。

 これから4月末にかけてがシーズンで、17、18日には長岡天満宮の境内で「たけのこフェスタ」が開かれる。