芸舞妓の髪形を表現した版画作品(京都市上京区・クサカベギャラリー)

芸舞妓の髪形を表現した版画作品(京都市上京区・クサカベギャラリー)

 京都の花街で活躍する芸舞妓やその髪形を題材とする若手版画家の作品展が、京都市上京区椹木町通浄福寺東入ルのクサカベギャラリーで開かれている。芸舞妓の美しい立ち姿や、みずみずしい髪を精緻に表現した版画が展示されている。
 版画家は鈴木結紀子さん(29)=京都府京田辺市。鈴木さんは京都市立芸術大在学中に東山区祇園地域でアルバイトした際、芸舞妓やその髪形の美しさに気付き、画題に選び活動している。現在は美容学校の講師として勤務する傍ら、週末には伏見区の工房を借りてシルクスクリーンと呼ばれる技法で版画を制作している。
 会場には17点が並ぶ。春の「都をどり」の際のお茶席に臨む黒紋付き姿の芸妓を描いた作品は縦120センチ、横65センチの大作。まねき看板の上がった顔見世興行直前の南座(東山区)や舞妓が結う「奴(やっこ)島田」や「先笄(さっこう)」といった髪形をテーマにした作品もある。
 鈴木さんは「芸舞妓の髪や髪飾りで表される季節感など花街の文化に興味を持ってもらえれば」と話す。11月4日まで。月、火曜は休みだが、11月4日は開館。入場無料。に興味を持ってもらえれば」と話す。11月4日まで。月、火曜は休みだが、10月22日と11月4日は開館。入場無料。