重機を使って広葉樹の伐採をする作業員ら(京都府宮津市文珠)

重機を使って広葉樹の伐採をする作業員ら(京都府宮津市文珠)

 京都府宮津市の天橋立で4日、松の成長や松並木の景色に影響を与える広葉樹の計画伐採が始まった。白砂青松の景観維持を目指し、本年度は天橋立神社北側一帯に生えている約100本を切る。

 天橋立では近年、土壌の富栄養化などが原因で広葉樹が増え、松への日当たりを妨げたり寄りかかったりしていた。管理する府丹後土木事務所は有識者らでつくる「天橋立公園松並木景観保全委員会」を昨年発足させ、今後5年で400本近い広葉樹を計画的に伐採することを決めた。

 この日は午前8時から同土木事務所から委託を受けた建設会社の作業員5人が作業を始め、印が付いたタブノキやモチノキなどをチェーンソーや重機を使って切り倒した。伐採木の幹はチップ加工されるという。

 同土木事務所は「松並木を未来に残していけるよう、今後も松の生育状況などの管理に努めたい」としている。