一昨年の「亀岡光秀まつり」武者行列。沿道に多くの観客が詰め掛けた(2019年5月、京都府亀岡市安町)

一昨年の「亀岡光秀まつり」武者行列。沿道に多くの観客が詰め掛けた(2019年5月、京都府亀岡市安町)

 京都府亀岡市ゆかりの戦国武将、明智光秀の功績をたたえる「亀岡光秀まつり」の実行委員会が、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、5月3日の武者行列を秋に延期することを決めた。亀山城跡での慰霊祭やイベントは同日に実施し、分散開催の形をとる。

 まつりでは、光秀役ら馬に乗った武者行列を先頭に、甲冑(かっちゅう)姿の子どもなど約500人が旧城下町を練り歩くのが恒例。光秀が主人公の大河ドラマの放送を控えた2019年には、沿道に4万5千人が詰め掛けた。

 コロナが拡大した昨年は、まつりを一度秋に延期したものの、収束が見込めず断念。今回、行列の規模縮小やルート変更を検討したが、沿道に不特定多数の客が集まると十分な対策が取れないとして、延期を決定した。

 亀山城跡(荒塚町)での慰霊祭や、光秀の首塚がある谷性寺(宮前町)での追善供養は同日、関係者のみで実施する。飲食ブースやステージが楽しめる一般向けの「かめまるフェスタ」も同日開催の予定だが、来場者の密集を避けられるよう会場を調整している。