アマゾンに出品されていた「お坊さん便」(2018年)

アマゾンに出品されていた「お坊さん便」(2018年)

 インターネット通販大手「アマゾンジャパン」のサイトで僧侶を手配する「お坊さん便」の取り扱いを行う葬儀関連会社よりそう(旧みんれび、東京)は25日までに、アマゾンでの「お坊さん便」のサービス提供を終了したと明らかにした。

 お坊さん便は2013年に同社が始め、15年にアマゾンに出品を開始した。一方、全日本仏教会は同年「宗教行為をサービスとして商品にしている」として批判する談話を発表していた。

 同社によると、全日本仏教会や仏教関連団体などと話し合いを重ね、24日でサービスを終了した。同社は「(アマゾンなどの)サイトでは供養の役割を十分伝えられず、仏事の意義や必要性に対する誤解を広めてしまう事態も発生した。問題解消のため終了した」としている。近く新たなサービスを実施予定という。

 全日本仏教会の戸松義晴事務総長は「今年春から、『よりそう』と非公式に意見交換を行ってきた。供養や心のケアに重点を置き、方針を転換されたのは歓迎したい」と話した。