英語で書かれた本を読み、意味の分からない単語にマーカーを引く廣江君(大津市)

英語で書かれた本を読み、意味の分からない単語にマーカーを引く廣江君(大津市)

英検準2級の合格通知を持ち、笑顔を見せる廣江君(大津市)

英検準2級の合格通知を持ち、笑顔を見せる廣江君(大津市)

 大津市の6歳男児が、わずか9カ月余りで英検5級から高校中級程度レベルの準2級まで合格した。英検を実施する日本英語検定協会(東京都新宿区)は準2級合格者の最少年齢を公表していないが「問題は歴史や科学など幅広い話題から出る。社会的な知識や集中力も必要で、大変すごいこと」と驚嘆している。男児は2級合格を目指してさらに勉学に励んでいる。

 4月から同志社国際学院初等部(京都府木津川市)に進学する廣江星七(せな)君(6)=大津市。廣江君は2019年夏に初めての海外旅行で米国に行き、当時憧れていた消防署で施設の見学や放水体験をした。消防士らに、インターナショナルスクールで学んだ英語を使い、夢中で消防車の仕組みなどを質問した。

 それ以来、「英語をしゃべるのが好き。英語を勉強したい」と、英語に取り組む姿勢が積極的になった。昨年2月に英検5級に合格し、8月には4級と3級を同時に受験しパス。11月に準2級に合格した。結果発表の日、母、鈴子さん(48)が小さな花束を持って同スクールに迎えに来てくれたことが、うれしい思い出という。

 英語講師でもある鈴子さんとの会話は、自然と英語が混ざる。英語で書かれた人体や天体の図鑑、童話をめくるのが廣江君の遊びの一つという。英検の問題集に出てくる「チャイム」など、学校で使われる言葉の意味は、中学2年と小学4年の姉から教わった。

 高校卒業程度の2級は今年2月に受験し、不合格だった。5月に再挑戦する予定だ。「日本語も英語もたくさん本を読んで、小学3年までに準1級、6年までに1級を取る。大人になったら研究者になりたい」と闘志を燃やす。