【資料写真】2期工事の進む米軍経ケ岬通信所。左手には住民の信仰の場である「穴文殊」がある(2020年4月、京都府京丹後市丹後町袖志)

【資料写真】2期工事の進む米軍経ケ岬通信所。左手には住民の信仰の場である「穴文殊」がある(2020年4月、京都府京丹後市丹後町袖志)

 米軍経ケ岬通信所(京都府京丹後市)は24日、軍人が入居する隊舎などを整備する2期工事が完了したことを市や住民らに報告した。植栽などの一部工事を残しているが、今後は大型車両の通行はなく、夏ごろに軍人が20人規模で入居予定という。

 米軍と住民の協議の場「安全・安心対策連絡会」で報告した。2期工事は2018年春に着工し、隊舎と事務管理・厚生棟、設備棟の3棟に加え、警衛所や浄化槽、給水タンクなどを整備した。工事の9割が1年半で完了する計画だったが、日米の建設に関する手続きの違いや自然災害などの影響で工事が大幅に遅延した。

 入居に伴って発生する生活排水については、近くの航空自衛隊経ケ岬分屯基地と同様、浄化槽で処理して海に排出する。海水への影響を確認するため、海水の水質調査と藻場分布状況の確認を昨年6月に地元漁業者を交えて3カ所で実施しており、今後も調査する。