4月から運賃が一律200円になる京丹波町営バス(京都府京丹波町須知・道の駅「丹波マーケス」)

4月から運賃が一律200円になる京丹波町営バス(京都府京丹波町須知・道の駅「丹波マーケス」)

 京都府京丹波町は4月から、町営バスの運賃を現行の100~400円から、一律200円に改定する。バス利用者の半数以上が高齢者であることから、「お年寄りの外出をサポートする意味でも、バスの利用促進につなげたい」としている。

 町営バスは、民間事業者では採算が取りづらい地域を中心に計14路線あり、月に約1500人が利用している。これまでは運行距離に応じた料金設定をしていたが、町の中心部から離れた過疎地域ほど「足」の確保が重要になるため、距離によって生じる運賃の格差をなくそうと一律にする方針を固めた。

 収益を利用者数で割った乗客1人当たりの平均運賃が約210円だったことから、運賃を一律200円に定めたという。

 運転免許を自主返納したため、町営バスを乗り継いで買い物に訪れるという同町質美の女性(81)は「バス代が安くなって助かる」と話した。

 町は、道の駅「京丹波 味夢の里」などを経由して町と南丹市日吉町を結ぶ「丹波日吉線」で観光客が利用することも視野に入れ、「初めてバスに乗る人にも分かりやすくなる」として町内外での利用拡大を狙う。