新しい駅舎の利用が始まった嵐電北野白梅町駅(京都市北区)

新しい駅舎の利用が始まった嵐電北野白梅町駅(京都市北区)

天井の木材に京都市内産のヒノキを使った駅舎内。沿線の観光情報を紹介する電子看板もある(京都市北区)

天井の木材に京都市内産のヒノキを使った駅舎内。沿線の観光情報を紹介する電子看板もある(京都市北区)

 嵐電北野白梅町駅(京都市北区)の新しい駅舎の利用が、始まった。白梅をモチーフにした外観や市内産の木材を使った天井が特徴で、地域になじみあるデザインになった。

 嵐電を運行する京福電気鉄道(中京区)は2019年度から、老朽化した同駅舎の改修や駅とバス停の一体化工事を進めてきた。駅舎のデザインは、かつて嵐電嵐山駅の設計も担当したデザイナーの森田恭通さんが手掛けた。

 駅舎は鉄骨平屋建てで約43平方メートル。駅舎を1周するように並んだ22本の柱には白梅を描き、天井の部材には市内産のヒノキを用いた。駅舎内にはデジタルサイネージ(電子看板)を設置し、沿線地域の観光情報などを映像で紹介する。電子看板とは別に、乗り口付近に市バスの接近案内表示も設けた。

 3月25日午前、駅で開かれた式典には京福電鉄の大塚憲郎社長や門川大作京都市長ら5人が出席し、テープカットで利用開始を祝った。大塚社長は「この駅が町のランドマークとして皆様に愛されることを願っている」と話した。