統計学と哲学-。一見すると縁遠い二つの学問を結び付けた書籍が人気だ。「統計学を哲学する」(名古屋大学出版)。科学哲学を専門とする著者の京都大文学研究科の大塚淳准教授は「生命科学をはじめとしたサイエンスの正当性を支えているのは統計学。新型コロナウイルの感染拡大で科学の存在感が増している今、統計学を問い直す意味がある」と話す。古典統計から人工知能(AI)まで、幅広い話題を扱った本書へ込めた思いを語ってもらった。