【資料写真】米軍経ケ岬通信所(2020年4月、京都府京丹後市丹後町袖志)

【資料写真】米軍経ケ岬通信所(2020年4月、京都府京丹後市丹後町袖志)

 米軍経ケ岬通信所(京都府京丹後市)のXバンドレーダーに関する現状報告会が京都市下京区のひと・まち交流館京都で行われた。米軍Xバンドレーダー基地反対京都連絡会の池田高巌さん(49)が「基地を造る前と後で対応が異なってきた。私たちが想像していた以上のことが起こっている」と指摘した。

 池田さんは、発電機による低周波騒音被害や米軍による交通事故が多数発生していると報告。通信所内で新型コロナウイルスの集団感染が起きた際に米軍の対応や情報提供が遅かったことや、ドクターヘリ運航時にレーダーの電波を止めなかったため救急搬送が遅れたことを批判した。

 池田さんは「米軍や防衛局の当初の説明と異なることが現実に起きている。京丹後・宇川は日米軍事一体化の象徴で最前線の一つとなっている」と懸念を示した。参加者からは「沖縄のように凶悪事件が起きないかという不安もある」「京丹後市だけの問題ではなくみんなで考えていかないといけない問題」といった意見が出た。