滋賀県

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 滋賀県教育委員会は26日、担任をしている学級の特定の男子生徒を侮辱する言動を繰り返した県内の公立中の男性教諭(34)を減給10分の1(1カ月)の懲戒処分にした。また部活動費を盗んだ草津東高(草津市)の男性教諭(35)を懲戒免職にした。


 県教委によると、減給の男性教諭は昨年6月上旬から1年の生徒に対してマスクのずれを防ぐとして鼻先とマスクを粘着テープで固定したり、個人発表で発表の邪魔をしたりした。7月上旬には顧問をしている運動部の退部を申し出たこの生徒を厳しく叱責(しっせき)した。


 教諭は「クラスの雰囲気を和ませるためだった。生徒が不愉快に感じていたのに気が付けず大変申し訳ない」と話しているという。県教委教職員課は「この状況が長期間継続すれば、いじめに発展する可能性があり、大変重く受けとめている」としている。


 懲戒免職の教諭は1月3日、職員室で教員2人の引き出しから生徒の部活動費計28万1500円を盗んだ。現金は、騒ぎになったことから2日後に教員2人のロッカーに戻し、その後、窃盗を校長に申告したという。教諭は「遊興費に使うつもりだった」と話しているという。


 同課は「教育に対する信頼を大きく損なうもので深くおわびする」としている。