カタクリの花にギフチョウが姿を見せた

カタクリの花にギフチョウが姿を見せた

 京都市西京区大原野の小塩(おしお)山(642メートル)の山頂付近で、カタクリの花が咲き始めた。府の絶滅危惧種に指定されている「春の女神」ギフチョウが姿を現し、例年より早めの春の訪れを告げていた。

 カタクリはユリ科の多年草で、小塩山では毎年4月に薄紫色の花を咲かせる。環境団体「西山自然保護ネットワーク」が獣害から群落を保護し、間伐や遊歩道の整備などの活動を行っている。

 3月27日昼ごろ、カタクリ群落では羽化したてのギフチョウが現れ、地面を歩き回ったのちカタクリの花に止まり、飛翔に備え羽を乾かしていた。同団体によると、ギフチョウは例年、4月から見られ、今年の確認は初めてという。カタクリの花は10日ごろにかけてが見頃となる見込み。