近畿6府県の食材を色鮮やかに盛り付けた「ぐるっと一周!近畿観光弁当」

近畿6府県の食材を色鮮やかに盛り付けた「ぐるっと一周!近畿観光弁当」

 近畿農政局(京都市上京区)主催の「学生おべんとうコンクール」で、平安女学院大(同区)の学生が考案した「ぐるっと一周!近畿観光弁当」がグランプリを受賞した。6府県の食材を使って色鮮やかに盛り付け、栄養にも気を配った。新型コロナウイルスの影響で外出できない人にも、観光気分を味わってほしいと工夫したという。

 観光学部2年宇佐美亜希さん(20)。コンクールは、コロナ禍で売り上げに打撃を受けている農林水産業を応援する目的で行われ、93作品の応募があった。

 宇佐美さんは、高校時代に調理科を専攻していたため、調理法や栄養の知識を生かしてアイデアを練った。主食は京都の黒豆を混ぜ込んだおにぎり、副菜に滋賀の赤丸かぶの酢の物を添えた。主菜は、大阪発祥とされる道明寺揚げという調理法を使って真鯛を揚げ、和歌山の南高梅で鳥を柔らかく煮た。魚や肉、野菜などの食材と栄養のバランスも配慮したという。

 審査では、「コロナ禍での弁当観光」「地産地消」というコンセプトが評価されたといい、宇佐美さんは「近畿に来るきっかけになれば、と思いを込めた。うれしい」と笑顔だった。