今年も飛来したツバメ(京都府大山崎町下植野)

今年も飛来したツバメ(京都府大山崎町下植野)

 本格的な春の訪れを告げる渡り鳥のツバメが、京都府乙訓地域にも飛来した。雌の渡りが遅く心配されたが、子育ての準備が始まり、住民らの心を和ませている。

 古くから民家の軒先などに巣を作ると福を招くとされ親しまれてきた。近年は里山や水田などが都市化で餌の虫が減少。建物の洋風化で巣が作りにくいなどで飛来数が毎年減少しているという。

 自宅の軒先に5年目の飛来を確認した野鳥愛好家の新留雅也さん(77)=大山崎町下植野=は、「雄は3月6日に来て雌が22日後と遅かった。観察では乙訓への飛来数は激減している」といい、「今年は雌が新しく不慣れで子育てが心配。頑張って少しでも多く巣立ってほしい」と話した。