春の日差しを受けて見頃を迎えたミツマタ (東近江市・百済寺)

春の日差しを受けて見頃を迎えたミツマタ (東近江市・百済寺)

 滋賀県東近江市の百済寺でミツマタが見頃を迎えている。黄色い花が春の木漏れ日を浴びながら、境内を鮮やかに彩っている。

 ミツマタはジンチョウゲ科で樹皮が和紙の原料として用いられる。枝が三つに分かれて成長するところから名前が付いたという。同寺では、獣害に強いことから20年ほど前に150本を参道脇などに植えた。その後自生し、今では約千本に増えたという。

 三つの枝先には小さな花が集まって半球形を作り、ほのかに甘い香りを放つ。参拝者は顔を近づけたり、写真に収めるなどして春の訪れを楽しんでいた。大津市の女性(30)は「かんざしのようでかわいらしい」と目を細めていた。4月中旬まで楽しめるという。