全長26メートルの横山大観「四時山水」。立山連峰、竹生島、保津峡など日本各地の四季が雄大に描かれる(京都市下京区・京都高島屋)

全長26メートルの横山大観「四時山水」。立山連峰、竹生島、保津峡など日本各地の四季が雄大に描かれる(京都市下京区・京都高島屋)

 日本画家・横山大観の邸宅(東京都台東区)が国の史跡・名勝に指定されたことを記念し、邸宅を舞台とした画家や文化人との交流を、大観の画業とともに振り返る展覧会「画業と暮らしと交流 横山大観邸」(京都新聞など主催)が6日、京都市下京区の京都高島屋で始まった。全長26メートルの大作「四時山水」や愛用の品など約140点が並ぶ。

 現在は記念館になっている大観邸を写真パネルや設計図で紹介。大観の米寿記念で各界の名士が揮毫(きごう)した風炉先屏風(びょうぶ)には、川合玉堂や安井曾太郎らとともに首相鳩山一郎の名も見える。

 大観の手がけた作品は約50点が並ぶ。「霊峰飛鶴」など富士を描いた雄大な作品のほか、月夜の情景をひそやかに描いた「月下逍遥」「夜」も美しい。夕顔をあしらった夫人の着物や竹林を描いた風呂敷原図からは、大観の多才ぶり、人生を楽しむ様子が伝わる。

 18日まで。有料。