大きな波を立てながら、廻旋橋下の文珠水道を疾走する水上バイク(2020年7月18日、宮津市文珠)

大きな波を立てながら、廻旋橋下の文珠水道を疾走する水上バイク(2020年7月18日、宮津市文珠)

水上バイクの航行自粛エリア

水上バイクの航行自粛エリア

 京都府宮津市の日本三景・天橋立で水上バイクの無謀な航行が相次いでいる問題で、天橋立海面利用安全対策協議会は30日、観光名所「文珠水道」を水上バイクの航行自粛エリアに指定した。周辺のマリン事業者も協力し対策を強化する。

 天橋立では水上バイクの騒音や水しぶきが、観光地の風情を壊すと長年問題となってきた。昨年6月、京都府や市、自治会などが同協議会を設立。文珠水道など沿岸50メートル以内は時速8キロ以下で徐行するなどの自主ルールを定めた。しかし、策定後も観光業者から「改善されていない」との声が出ていた。

 新ルールは4月29日から。文珠水道の入口に航行自粛を呼び掛ける横断幕を設置、パトロールも実施する。出航場所となるマリン事業者ごとに色が違うリストバンドを用意、水上バイクの運転者が着用することで、迷惑行為を見た人が連絡しやすくする。

 この問題は昨年8月、京都新聞社の双方向型報道「読者に応える」で報じている。