甲賀市役所

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 滋賀県の甲賀市元幹部職員のセクハラ調査が長期化している問題で、岩永裕貴市長は1日の定例会見で「迅速に対応している」との認識を示した。

 同問題では調査項目の調整で女性職員の代理人と市の間で2カ月連絡が滞ったり、項目確定後に対象職員の聴取が2カ月後になったりしたことが京都新聞社の取材で判明している。岩永市長は「個別事案は言えない」とした上で「迅速、人権尊重の観点に立った上で申立人の心情にも配慮し、内容について慎重に関係者の聴取もしている」と説明した。

 また申し立てた職員が1年以上休職していることについて、岩永市長は長期療養中の職員が一定数はいるとし、「心が軽くなり、職場復帰の道が開けるならば私が直接面談して意見交換をする。心に寄り添うことが大事だ」と述べた。

 同市では部長級職員が女性職員からセクハラを申し立てられ、市が1年調べたが、調査の終わらないまま3月末に定年退職した。この女性職員は「申告者の立場に立った対応をしてくれなかった」と市の対応を批判している。