京都地検

京都地検

 覚醒剤取締法違反(使用)の罪に問われ、京都地裁で無罪判決を受けた男性(60)について京都地検は2日、控訴を断念すると発表した。

 3月19日付の判決では、京都府警の捜査報告書に「尿の任意提出を求めるも、応じず無視する態度が継続した」などと事実と異なる記載があると認定。強制採尿令状の請求を受けた裁判官の判断に影響を与え、違法な捜査で得られたとして採尿結果などの証拠能力を否定した。

 京都地検の北佳子次席検事は「一審判決の判断を控訴審で覆すのは困難と判断し、控訴しないこととした」とのコメントを出した。