記録的な暖かさとなり、観測史上最も早く満開を迎えた京都の桜並木(3月27日、京都市北区)

記録的な暖かさとなり、観測史上最も早く満開を迎えた京都の桜並木(3月27日、京都市北区)

京都と滋賀の今年3月の月平均気温

京都と滋賀の今年3月の月平均気温

 京都府と滋賀県の今年3月の月平均気温が、17カ所の観測地点全てで史上最高値を更新したことが、このほど分かった。大阪管区気象台は「地球温暖化に加え、寒気が流入しにくく、高気圧に覆われる日が続いたため」としている。

 今年3月の平均気温は、京都市中京区が11・6度、大津市が10・2度、舞鶴市と彦根市が9・8度などで、いずれも平年より3度前後高く、従来記録を1~0・5度上回った。上中旬から暖かい日が続き、特に下旬の気温が高くなった。

 大阪管区気象台によると、上空の偏西風が日本より北寄りで寒気が流れ込みにくくなったことや、日本の東で高気圧が強まって南から暖気が流入したことなどが原因という。

 また同気象台は、長期的な地球温暖化も影響したと指摘する。京都市や舞鶴市は、3月の月平均気温の上位5位が全て21世紀に入ってからの観測で、京都市はうち4回を2015年以降に記録していることから、温暖化の進行をうかがわせる。

 こうした影響で、桜の開花は京都市が16日、彦根市が22日で、いずれも観測史上最も早かった。気温の高い状態は、4月も続くとみられる。