25年前に高台寺塔頭・円徳院(京都市東山区)の襖(ふすま)絵を手掛けている途中に亡くなった日本画家・赤松燎(りょう)さんの作品展が、同院で開かれている。波間に泳ぐ白い竜を描いた襖絵のほか、女性や労働者など生前に好んだ題材の作品を、没後25年特別展として方丈や書院に展示している。

 赤松さんは1922年岡山県に生まれた。京都市立絵画専門学校(現京都市立芸術大)を卒業後は、京都画壇で活躍した山口華楊に師事。東山区や左京区、伏見区を拠点に活動して日展での入選を重ねた。90年代ごろまで円徳院にあった長谷川等伯筆の障壁画を……