ふき替え作業を終えた摩気神社の拝殿(京都府南丹市園部町竹井)

ふき替え作業を終えた摩気神社の拝殿(京都府南丹市園部町竹井)

 京都府南丹市園部町竹井の摩気神社の拝殿のかやぶき屋根が11年ぶりにふき替えられた。清新な雰囲気に生まれ変わり、参拝者の目を引いている。

 1079年に白河天皇が行幸したと伝わるなど、格式の高い神社として知られ、時代劇などのロケ地としても人気がある。拝殿は日が当たりにくい北を向いており、屋根にはこけが生えやすく、雨漏りなどの問題も生じていた。

 作業は、美山町のかやぶき職人と氏子が協力し、3月上旬から3週間かけて行われた。同月末にふき替えを終え、茶色いかやぶき屋根が春の陽光に映えている。

 上田榮英(よしひで)宮司(76)は「丁寧に作業してもらった。順調に終えられ、全員で喜んでいる」と話す。総代の小寺和夫さん(72)は「風格が出た。多くの方々に見てもらいたい」と願った。