【資料写真】新型コロナウイルスのワクチン接種を受ける医療従事者(2月19日、京都市伏見区・京都医療センター)

【資料写真】新型コロナウイルスのワクチン接種を受ける医療従事者(2月19日、京都市伏見区・京都医療センター)

 新型コロナウイルスのワクチン接種に関する京都府の電話窓口「京都新型コロナワクチン相談センター」に、開設から1カ月余りで800件以上の相談が寄せられている。大半は接種の可否や接種方法を尋ねる内容だった。副反応の関連は1割弱で、実際に接種を受けた医療従事者からの問い合わせが4件あった。

 同センターは2月26日に設けられ、今月5日までに849件の相談があった。府薬務課によると、基礎疾患や服用している薬の種類などを踏まえ、接種が可能かどうか尋ねる質問が4割強の382件で最多。続いて接種の時期や場所、予約方法など制度関係が3割近い222件あったという。

 副反応に関する相談は78件で、「過去に病気をしたことがあるが心配はないか」「どういう副作用があるのか」などの不安の声が寄せられた。

 医療従事者からの相談は22件。府内では3月5日から医療従事者対象の優先接種が始まっており、接種後の副反応に関する相談4件は「2、3日発熱が続いている」「倦怠(けんたい)感があり、どうしたらいいのか」といった内容だった。府は、速やかに接種した医療機関やかかりつけ医に相談するよう助言したという。

 苦情は46件あり、接種開始の遅さや情報提供の不足などを指摘する声だった。

 相談件数は開設初日が最多の118件で、その後は1日平均数件~30件で推移しているという。同課は「住民接種が開始されれば、件数の増加が見込まれる。相談ニーズに対応できるよう人員などの態勢強化を検討し、府民の安心につなげたい」としている。

 センターは主に医療の専門性が求められる質問に答えることを目的に府が設置。土・日曜と祝日を含め、午前9時~午後7時に薬剤師や看護師が対応している。電話番号は075(414)5490。