自衛艦旗を降ろした護衛艦まつゆき

自衛艦旗を降ろした護衛艦まつゆき

護衛艦まつゆきの自衛艦旗返納行事(京都府舞鶴市北吸・海自北吸岸壁)

護衛艦まつゆきの自衛艦旗返納行事(京都府舞鶴市北吸・海自北吸岸壁)

 海上自衛隊舞鶴基地を母港とする護衛艦「まつゆき」が7日、除籍となり、京都府舞鶴市北吸の北吸岸壁で自衛艦旗返納行事があった。35年の就役を終えて、引退となった艦船に自衛官らが別れを告げた。

 まつゆきは長さ130メートル、幅13・6メートルで速射砲などを備える。1986年に広島県呉基地に配属され、2010年から舞鶴に移った。

 安全保障を担う警戒監視のほか、1995年の阪神淡路大震災では被災者救助にあたった。就役前の85年に起きた日航ジャンボ機墜落事故で海上に落ちた垂直尾翼を発見した。

 返納行事では艦尾に掲げられていた自衛艦旗が降ろされ、第28代艦長の原弘章2等海佐が旗を伊藤弘舞鶴地方総監に手渡した。伊藤総監は「平和と安全の確保に大きく貢献してくれた。総航程は地球約40周分に及び、激動の時代を駆け抜けたまつゆきの成果は語り継がれていくと確信している」と述べた。

 行事後、船体に表記された艦名や艦番号が塗装されて消された。