大勢の観客に迎えられて平安神宮に到着した時代行列(26日午後3時33分、京都市左京区)

大勢の観客に迎えられて平安神宮に到着した時代行列(26日午後3時33分、京都市左京区)

 京都三大祭りの一つ、時代祭が26日、京都市内で行われた。今年は「即位礼正殿の儀」に伴い、行列巡行が22日から変更されて土曜日開催となったため、沿道には昨年より1万7千人多い約6万1千人が訪れた。最高気温は22・7度と過ごしやすく、秋らしい日差しに包まれた行列は京の街を華々しく彩った。


 午前9時、祭神の孝明天皇と桓武天皇をまつった輿(こし)「鳳輦(ほうれん)」を中心とした神幸列が平安神宮(左京区)を出発し、1時間ほどかけて京都御苑(上京区)に到着した。市内各地を出発した行列も御苑に集結、神事の後、正午に先頭の維新勤王隊列が京都御所の建礼門前を出発した。牛馬69頭と約2千人の行列は全長約2キロにおよび、最後尾の弓箭(きゅうせん)組列は午後4時ごろに平安神宮に戻った。
 時代祭は、平安遷都1100年祭と平安神宮の創建を祝う行事として1895(明治28)年に始まった。明治維新から平安遷都までの約千年間を八つの時代に分け、それぞれの時代装束を身に着けた市民が参加している。