利用が始まったJR八木駅の新駅舎。周囲の山並みに調和した勾配屋根をデザインに取り入れた(京都府南丹市八木町八木)

利用が始まったJR八木駅の新駅舎。周囲の山並みに調和した勾配屋根をデザインに取り入れた(京都府南丹市八木町八木)

 JR八木駅(京都府南丹市八木町)の新駅舎が完成し、10日から利用が始まった。改札とホームがエレベーターで結ばれ、高齢者や障害者にも利用しやすい駅に生まれ変わった。

 新しい駅舎は線路をまたぐ形で改札口を設置する橋上駅舎で、旧駅舎の特徴だった丸窓や周囲の山並みに調和した勾配屋根をデザインに取り入れた。地元が駅舎のバリアフリー化を要望し、南丹市とJR西日本が2019年8月から建て替え工事を進めていた。

 構内で行われた記念式典で、西村良平市長は「体の悪い方や大きな荷物を持っている人にも駅を利用してもらいやすくなった。多くの人に使ってほしい」とあいさつ。JR西日本近畿統括本部京都支社の小菅謙一副支社長も「まちの玄関口となって多くの方に訪れてもらえるようにしたい」と話し、テープカットして利用開始を祝った。

 利用客や住民らも式典を見守った。小学生のころから駅を利用してきたという八木町南地区自治会長の男性(68)は「人口減が続く地域にとって画期的。エレベーターができて住民の通院や買い物が便利になり、観光客もたくさん来てくれるのでは」と期待していた。

 建て替えに伴って整備する駅西口と西口駅前広場は、22年春ごろに供用を開始する予定。