京都府舞鶴市平の舞鶴引揚記念館で10日、「語り部」の養成講座が始まった。新型コロナウイルスの影響で当初の予定を2カ月延期し、感染防止対策を行い開催した。中高生ら26人がシベリア抑留の過酷な体験談などに聞き入り、戦争の歴史への理解を深めた。


 同講座は抑留や引き揚げを後世に伝えるため、市が2004年から開いている。今回は舞鶴市内のほか京都府宮津市や福知山市、福井県高浜町などからも参加があった。

 この日、受講生らはNPO法人「舞鶴・引揚語りの会」による満州国などに関する戦争史の講義を受けた。動画で抑留体験者の原田二郎さん(96)が「指先が凍傷になったら早めに……