琳派と石本藤雄さんの作品が並ぶ会場(8日午後1時42分、京都市左京区・細見美術館)

琳派と石本藤雄さんの作品が並ぶ会場(8日午後1時42分、京都市左京区・細見美術館)

 フィンランドのライフスタイルブランド「マリメッコ」のテキスタイルデザイナーを長年務め、陶芸家としても活動する石本藤雄さんの作品を紹介する「石本藤雄展 マリメッコの花から陶の実へ-琳派との対話」が9日から京都市左京区の細見美術館で始まる。同館と京都新聞の主催で、8日は内覧会が開かれた。

 石本さんは愛媛県出身。マリメッコでは32年にわたって活躍した。同国在住で現在は老舗陶器メーカーのアート部門の一員として創作活動を行っている。

 会場には、カラフルでかわいらしいマリメッコの特徴的な図柄や日本画の要素を加えてデザインされたファブリック(布地)のほか、デビュー作品の原画、自然をモチーフとした陶芸作品が約80点並ぶ。同館が所蔵する酒井抱一ら琳派の作品との共演も見どころで、石本さんは「表現手法の違いも楽しんでほしい」と話す。

 9日はギャラリートーク、16日は茶会もある。4月21日まで。有料。