「完成まで山あり谷あり、五里霧中。言葉で足りないぐらい議論を重ねた」。3日にあった彦根市役所本庁舎耐震・増築工事の落成式。あいさつに立った市議は、庁舎の耐震性不足を指摘されてから足かけ10年が過ぎた間の苦労をにじませた。時間とともに建設費が高騰し、財政圧迫の一因を招く結果にもなった。

 庁舎は、工法見直しを経てようやく2017年に着工した。その翌年、市と施工業者間で一部工事を間引きする「裏合意」が発覚…