普段は見られない夜の彦根城を紹介するオンライン体験ツアーが2月中旬、初の試みとして開かれた。彦根城運営管理センターの宮川敏明所長(55)ら案内人3人が表門山道を上った。井伊家の家紋「丸に橘」を投影した天秤櫓(てんびんやぐら)、時報鐘を巡り、ライトアップで闇に浮かぶ国宝の天守へ。「小ぶりな天守だが、三角屋根の破風(はふ)が18個もある凝った作り」と説明を加えた。

 こうした夜の催しは、近畿日本ツーリスト関西(大阪市)が市の委託を受けて、昨秋から観光の起爆剤として進めている。2月も夜間入場を行う予定だったが…