大阪国際女子では途中棄権となった福士。初めて名古屋に挑む(1月、大阪市)

大阪国際女子では途中棄権となった福士。初めて名古屋に挑む(1月、大阪市)

 リオデジャネイロ五輪マラソン代表の福士加代子(ワコール)が2020年東京五輪代表選考会「グランドチャンピオンシップ(MGC)」出場権を懸け、10日の名古屋ウィメンズマラソンに挑む。1月の大阪国際女子で転倒し35キロすぎで途中棄権となったが、「しっかり休めたし、長い距離を走っても大丈夫だった。人生は転んでいない」と、ダメージを引きずっていない。

 福士は大阪国際女子の12キロすぎで転倒し、両膝や右前額部の打撲傷などで全治1週間のけがを負った。指導する永山忠幸監督は「脳しんとうとむち打ちの影響が心配だったが、幸い大丈夫だった」と言う。福士は名古屋を目指して練習を再開。東京マラソン(3日)に出場したチームメートの一山麻緒とともに宮崎県内で走り込んできた。

 永山監督は「状態は大阪国際女子の時よりもいい。けがをしないように練習をしたので70から80パーセントの仕上がり」と手応えを語る。約1カ月半となる短期間での調整にも「短期集中の練習の方が福士には合っている」と前向きにとらえる。名古屋は初めての挑戦になり、福士は「(狙うのは)MGC一本」と再挑戦への決意を込める。