鏡を使った部材が頭上にある人物像などが並ぶ会場(京都市東山区・カホギャラリー)

鏡を使った部材が頭上にある人物像などが並ぶ会場(京都市東山区・カホギャラリー)

 鏡を砕いて埋め込んだ立体作品を手がける女性彫刻家の個展が、京都市東山区本町15丁目の「カホギャラリー」で開かれている。室外や照明の光を映し、きらきらと輝く大作など約30点が並ぶ。


 木田詩子さん(54)=東京都台東区。木田さんは20代で名古屋市の美術館で見た彫刻に衝撃を受け、各地の文化教室に通いほぼ独学で彫刻を習得した。9年前に母親を亡くし、形見の鏡を用いて以来、鏡を使った作品の発表を続けている。


 会場には、高さ15センチほどで屋根部分に鏡のガラスを埋め込み教会をかたどった作品や、頭上に約1メートルのきらめく「光の柱」が埋め込まれた人物像の連作などが置かれている。


 木田さんは「会場を訪れて心静かに作品と時間を過ごしてもらえれば」と話す。4月25日まで。正午~午後6時。無料。