大津市のJR大津駅から琵琶湖へ向かう中央大通りのにぎわいづくりを目指す「ジュネーブ構想」で、市は9日、駅前公園一帯の再整備を担う民間事業者の選定に向け、公開プレゼンテーションを明日都浜大津(同市浜大津4丁目)で実施した。市民約30人を前に、1事業者がカフェやマルシェの開設など人を呼び込むアイデアを発表した。

 構想の核となる今回の事業では、中央大通り東側の歩道約100メートルを現状の3倍の約11メートルに拡幅し、駅前公園(1500平方メートル)と一体的に再整備する。民間資金やノウハウを活用する「P―PFI方式」を導入し、全国で大通りの活性化を手掛ける飲食業者1社が公募に応じた。

 公開プレゼンは市民の関心を高めるため企画した。公平性の観点から社名を伏せ、学識者や市幹部ら8人が審査した。飲食業者は、湖国の食材を提供するカフェを設けたり、地元関係者とマルシェを開いたりする計画を披露し、「琵琶湖へアクセスするわくわく感を表現したい」と話した。

 市は今月中旬に審査結果を公表する。事業者が決定すれば月内にも基本協定を締結し、来年4月のオープンを目指す。