開幕前の仕上げ稽古では、芸舞妓たちがマスク姿で舞台に立ち、本番の動きを確認していた(4月5日、京都市東山区・ギオンコーナー)

開幕前の仕上げ稽古では、芸舞妓たちがマスク姿で舞台に立ち、本番の動きを確認していた(4月5日、京都市東山区・ギオンコーナー)

 京都五花街の一つ、祇園甲部歌舞会(京都市東山区)は17日、同区の弥栄会館内「ギオンコーナー」で開催中の小公演「春の雅(みやび)」を、出演者の芸舞妓2人が新型コロナウイルスに感染したため、20日の最終日まで中止すると発表した。

 2人は芸舞妓で、歌舞会の自主的なPCR検査の結果、16日夜に陽性が判明した。2人とも無症状という。

 春の雅は、コロナ禍で2年連続で中止された春の舞踊公演「都をどり」に替えて12日から開催され、全公演分のチケットが完売していた。チケットは払い戻しを行う。

 歌舞会は「お客様の安全を第一に考え、今後の感染拡大を防ぐため中止の判断に至った。感染対策をしてきた中でこういった形になり残念」としている。